『裏北文芸』始動!

文フリ東京37出展!

こんにちは、瑞田多理です。

今度2023/11/11(土)に催される文学フリマ東京37にてZ=B・Cがブースをいただきました。第2展示場1F「えー21」でお待ちしております。

頒布物は、下北沢を舞台にしたちょっと不思議な物語『裏北沢文芸 Vol.0 どこにも、いかない。』です。
本書は裏北沢文芸、略して『#裏北文芸』の入門編みたいな、世界観を共有するための本です。
ちゃんと物語として成立させていますが、主たる目的は「一緒にやりませんか」というお誘い……みたいな、そんな本です。

裏北文芸って?

変わっていく街、人

裏表紙にも(まだ皆さんは読めませんがあとがきにも)書いた通り、下北沢は今目まぐるしい変化の年代を迎えています。建物、街のカルチャー、訪れる人。そのすべてがとても早く移り変わっています。

そんな変わっていく下北沢の中で、最初は「変われない」「変わりたくない」と思っていた人々も、徐々に変革を余儀なくされたり、自発的に変わっていったりしていきます。裏北文芸はこの点に着目し、シェアワールド企画として今回始動します。

「裏北沢」というキーワード

裏北文芸のルールは二つ。

  • 「裏北沢」を登場させること
  • 下北沢と舞台とした一次創作小説であること

では、裏北沢とは一体何でしょうか。
それは実際のところ、「書き手が自由に想像する下北沢」ととらえてもらって相違ありません。
過去、駅前市場があったころの下北沢としてもよいですし、未来、完全にバスロータリー化してしまった下北沢としてもよいでしょう。
下北沢全体を裏にしてもよいですし、特定の店だけを取り上げてみてもいいでしょう。

変わっていく下北沢に対して、文芸として心象の観点から形を残していく。そしてこの面白い街である下北沢の魅力を伝道していく。それが「裏北文芸」のコンセプトです。

気に入ったらぜひご参加を

本書には瑞田作の呼び水としての短編と、さっそく寄稿を申し出てくれた1名の短編が掲載される予定です。読んでみて少しでも、「私でもできそう」「書いてみたい」と思っていただけたら、お気軽にご参加ください。

参加は自由、創り方も自由

裏北文芸に参加する方法は、ぶっちゃけ各人の自由です。
小説投稿サイトに投稿するもよし、Twitter小説を書くもよし、私たちのように同人誌で発表するもよし。なんでもありです。絵でも、小説でも、詩歌でも動画作品でも構いません。下北沢を扱っていれば、それは裏北文芸です。

なので特段、裏北沢の世界観を使うことについて私たちに連絡、報告は不要です。ただ、もしご連絡をいただけるならば、当方で発行する同人誌に寄稿という形で載せさせていただければこれ以上のことはありません。

それで、もし下北沢に来たことがないけれどやってみたいという人がいらっしゃれば、主催に連絡をいただければ軽いアテンドは可能です。ぜひ一度、下北沢という街を歩いてみてください。

当日お待ちしてます!

では、この辺りで。

数年ぶりに一次創作作品を発表するので緊張気味の瑞田でした。よろしくお願いします。