『パンジャンケン』とは?
パンジャンドラムを突撃させて相手の陣地で爆発させて勝つゲームです。
ただし、このゲームで使うパンジャンドラムは、「じゃんけん」の手と「無敵」の面を持った「パンジじゃんけん」用のコマです。
じゃんけんに負けた方が爆発してしまう無慈悲な世界。しかし爆発したパンジャンドラムの手は、戦場に残ってほかのパンジャンコマと「パンじゃんけん」をし続けます。
あまたのパンじゃんけんをかいくぐって、敵陣にパンジャンコマを到達させましょう。
見どころは?
ダイスと紙だけで成立する奥深い2人用ゲーム
このゲーム、着想そのものはコンペの存在を教えてもらった30秒後にできていて、その次の日にはたたき台が完成していました。すなわち「コマを組み立てて」「ダイスで移動し」「じゃんけんをする」というメカニクスは確定していました。
そこから紆余曲折あって完成版になり、「運」と「戦略」のバランスが取れたと思うゲームになりました。テーマは「直進」「爆発」「じゃんけん」です。
「正体隠匿」+「バトルライン」+「パンジャンドラム」
パンジャンコマはそれぞれ微妙に手の並び順が違います。そのため、自分のパンジャンコマの対面が向かってきたときに、どの手でぶつかるのかが(ぱっと見では)わからないのです。
この点はかの名作ゲーム『ガイスター』から着想を得ました。自分の手を隠しながら、パンジャンドラムは進撃するのです。
同様に、『バトルライン』からは「戦列ごとの勝利・敗北をはっきりさせる」ということを吸収しています。でも直線で勝つ・負けるを6回繰り返すゲームではただの運ゲーになってしまいます。
そこで取り入れたのが「爆発」というシステムでした。爆発すると、自分がいた列の左右に自分の手が影響を及ぼします。これが戦術に難しさを加えているものと願うばかりです。
なんで作ったの?
「コンプリボドゲコンペ2024」という催しものがありました(公募期間終了、審査中)。
テーマは「クリアファイルに入るボドゲ」を制作するというもの。
「A4の紙」「ダイス」「ハサミ」「筆記用具」を使っていいとのことだったので、それだけでできるゲームを制作した、というのがいきさつです。
https://waza.games/conpricomp2024
いつ遊べるの?
「コンプリボドゲコンペ2024」の審査次第です。
一次選考を通過すると全国のプリンターからダウンロードして遊べるみたいなので、ぜひ一緒に祈ってください。
ゲームマーケット2024秋 日曜日U-22で初頒布となります。
ぜひお越しくださいね。
制作
- ゲームデザイン
- 瑞田多理(https://x.com/TariMIZUTA)
- グラフィックス
- pezy-byte(https://x.com/pezy_byte_g)